【folk】セットアップ手順ガイド、パイプラインテンプレーロンプト、プロンプト集個別質問サポート

folk導入完全マニュアル ── 「入れてみたけど何から触ればいいか分からない」を無くすために

前回の記事でfolkに興味を持っていただいた方向けに、実際にセットアップからパイプライン設計、AI機能の使いこなしまでを一気通貫でまとめました。読みながらそのまま手を動かせる構成にしています。


はじめに

CRMは「導入した瞬間」がいちばん挫折しやすい。アカウントは作ったものの、どこから手をつければいいか分からず、結局スプレッドシートに逆戻り──というのはよくある話だ。

この記事では、folkを実際に業務で回せる状態にするまでの手順を、初期設定・パイプライン設計・AI自動入力・サポート体制の4段階に分けて紹介する。

1. 初期セットアップ手順

Step 1: アカウント開設と初期設定

  1. 公式サイトから「Try for free」をクリックし、Googleアカウントなどでサインインする。
  2. ワークスペース名(会社名やチーム名)を設定し、利用用途(Sales、Recruiting、Investingなど)を選択する。
  3. 「Settings」→「Integrations」からGmail/OutlookおよびGoogleカレンダーを連携させ、過去のやり取り履歴の自動インポートを有効化する。

Step 2: Chrome拡張機能(folkX)の導入

  1. Chromeウェブストアで「folkX」を検索し、ブラウザに追加する。
  2. LinkedIn、Gmail、Xなどのプロフィール画面を開くと右下にfolkアイコンが表示されるので、保存先のグループを選んでワンクリックでインポートする。

Step 3: データのインポートと重複統合

  1. 既存の顧客データ(CSV/Notion/Googleスプレッドシート)をインポートする。
  2. 「Deduplication(重複排除)」機能が重複メールアドレスや同名会社を自動検知するので、マージを実行してリストを正規化する。

ここまでで、folkが「日々の連絡先データが自然に溜まっていく場所」として機能し始める。

2. 実務で使えるパイプラインテンプレート3選

パイプラインは目的ごとに分けて作るのが基本だ。ここでは代表的な3パターンのステージ構成とカスタムフィールドをそのまま使える形でまとめた。

パターンA:BtoB営業・アポ獲得パイプライン

新規リード開拓から商談化までを管理する、もっとも汎用性の高い構成。

  • ステージ:Prospect → Contacted → Engaged → Demo / Meeting → Proposal Sent → Won / Lost
  • カスタムフィールド:予算規模(Currency)、導入時期(当月/3ヶ月以内/未定)、失注理由(予算合わず/競合選定/連絡途絶)

パターンB:採用・スカウト候補者管理パイプライン

LinkedInやリファラル経由の候補者選考フローに向く構成。

  • ステージ:Sourced → Outreach → Casual Chat → 1st / 2nd Interview → Offer → Hired / Rejected
  • カスタムフィールド:応募経路(LinkedIn/リファラル/求人媒体)、希望年収(Currency)、入社可能時期(Date)

パターンC:インフルエンサー・アフィリエイト提携パイプライン

PR案件依頼や提携パートナー管理向け。

  • ステージ:Identified → Pitched → Agreed → Content Review → Published
  • カスタムフィールド:メディア種別(YouTube/Instagram/X/Blog)、フォロワー規模・PV数(Number)、報酬形態(固定報酬/成果報酬/ギフティング)

自社の業務に近いものをそのままコピーして使い、慣れてきたらステージやフィールドを削っていくのがおすすめだ。最初から作り込みすぎると、結局運用が止まる。

3. Magic Fields プロンプト集

folkのテーブルで「+」→「Magic Field」を選び、以下のプロンプトを貼り付けて使う。/{変数名}の部分は列の値を動的に参照する記法なので、自分のテーブルの列名に合わせて調整してほしい。

プロンプト1:パーソナライズ挨拶文(Icebreaker)

Write a personalized, friendly 1-2 sentence email opening in Japanese for /First name at /Company.
Reference their role as /Job title or any detail in /Notes.
Tone: Professional, warm, and concise (under 80 Japanese characters).

プロンプト2:会社概要・課題の3行要約

Based on the company name /Company and their industry /Industry, summarize in Japanese:
1. Their core business model
2. Likely operational bottleneck regarding CRM/Sales
Keep it within 3 bullet points, professional Japanese.

プロンプト3:リードの確度スコアリング

Evaluate this lead based on /Job title, /Company size, and /Interaction notes.
Assign a score: "High", "Medium", or "Low".
Add one concise sentence explaining why.

プロンプト4:次のアクションの自動提案

Review the latest /Notes and /Stage for /First name.
Suggest the single best next action (e.g., follow-up email topic, calendar invite, or waiting period) in Japanese.

これらは列として一度設定してしまえば、新しい連絡先を追加するたびに自動で埋まっていく。「情報を集める」作業と「情報を解釈する」作業を切り離せるのが、この機能の一番の効能だ。

4. 個別質問サポートについて

ここまでの手順やテンプレートを実際に自分の業務に当てはめる中で、疑問が出てくることもあると思う。以下の流れで個別に相談を受け付けている。

  1. 特典リンクからfolkの無料トライアルまたは有料プランに登録する。
  2. 登録完了時の通知メール画面、またはアカウント画面のメールアドレスのスクリーンショットを、専用フォームまたは公式LINEへ送信する。
  3. 確認後、限定スプレッドシート(テンプレート集)への閲覧権限を付与し、個別質問の受付を開始する。

サポート範囲について

  • 対象範囲:folkの初期設定、カラム・パイプラインの設計相談、AIプロンプトの調整サポート。
  • 対応方法:専用フォームまたは公式LINE/チャット(原則24〜48時間以内に返信)。
  • folk本体の決済やシステム不具合などのテクニカルな問題については、folk公式サポート窓口への問い合わせをご案内する形になる。

まとめ

CRMは「導入すること」自体がゴールではなく、「使い続けられる状態を作ること」がゴールだ。今回紹介した手順は、初期設定からパイプライン設計、AIによる自動入力まで、最初の1〜2時間で一通り触れる分量にまとめてある。

まずはパターンA〜Cのうち自分の業務に近いものを1つ選んで、実際の連絡先を10件ほど入れてみてほしい。そこから先は、足りないフィールドやステージを少しずつ調整していくだけで十分だ。

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